◆「重力が衰えるとき」 エフェンジャー


個人的感想 | 評論ではなく、偏見に満ちた感想です。


*「重力が衰えるとき」 ジョージ・アレック・エフェンジャー(著) 浅倉久志(訳)
  「WHEN GRAVITY FAILS」

これ! これだ、私がもとめていたものは・・。
この文体(訳者の腕が大きく影響しているとは思うけれど・・)が堪らなく良い。
堕落系ハードボイルドSF?とでも言うか、酒場、ドラッグ、男と女、一匹狼と組織、電脳、これらの宝石を一人称視点による語りで贅沢にちりばめ紡ぎ出されるストーリー、まさに絶品!!(私の個人的な嗜好ですが)
舞台となる近未来イスラーム世界の設定も面白い。

この後、別な本が読めるのか心配。



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